FXの資金管理とは?「退場」を防ぎ資金を増やしていくための基礎知識を解説

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FXで利益を出すためには「今後の相場がどのように動くかを当てる」必要があります。

1回や2回のトレードをまぐれ当たりで成功させるなら「それだけ」でもいいのかもしれませんが、安定的に利益を出していくためには「資金管理」という概念が必須です。

この記事に書いてあること

  • FXで安定的に利益を出していくためには、資金管理を身に着けるのは必須
  • 資金管理をしないトレードは失敗につながりやすい
  • 具体的な方法としては、リスクリワードレシオ、2%ルールなどがある
  • 資金管理しやすいFX口座もある

この記事では、資金管理とは何か、なぜそれが必要なのか、について解説します。初心者はまず資金管理の方法や重要性を押さえてからFXを始めましょう。

目次

FXの資金管理が必要な理由3つ

FXには「レバレッジ」という仕組みがあるため、入金した資金以上の額面で取引をすることができます。

適切な範囲でレバレッジを活用するのであれば問題ありませんが、資金管理をしておかないと、知らない間に「強制ロスカット」になってしまう可能性があります。

強制ロスカットになると、資金の大半を失ってしまいます。通常は、資金がゼロになる前に決済されるので手元にお金は残りますが、とはいえ大部分を失うのは辛いもの。

「もうこれ以上はFXを続けられない」という結果になってしまう可能性も高いため(これを俗に「退場」などと言います)、FXにおける資金管理は人間の健康管理のようなものといえるでしょう。

「何となく取引をしている」というのが、FXではとても危険です。自分がどんな取引をしているのか、どれだけのリスクを取っているのか、果たしてそれは安全なのか。これらを知り、具体的な対策を行うのがFXの資金管理です。

それでは最初に、FXで資金管理が必要不可欠な3つの理由について解説します。

①FXは「トータルでプラスにする」ことを目指すものだから

FXでは勝つことを目指す人が大半だと思いますが、実は「負けないこと」という考え方が大切です。正確にいえば、「トータルで負けないこと」「トータルでプラス収支にすること」がFXで目指すべきゴールです。

というのも、勝率の高いプロのトレーダーであっても勝ち続けることは不可能で、勝ったり負けたりしながら最終的に収支をプラスにすることで利益を得ているからです。

この構図でプラス収支を目指すためには、勝ち方や負け方をコントロールする必要があります。これがつまり「資金管理」というわけです。何となく取引しているだけでは、勝ち方や負け方をコントロールしているとはいえません。

例えば、FXでは「勝率は高いのに収支がマイナスになる」パターンもよくあります。

こういった失敗は、俗に「コツコツドカン」などと呼ばれているほど、多くのFX投資家が経験している失敗です。「コツコツドカン」とは、文字通りコツコツと小さな利益を積み上げていたのに、たった1回ドカンと大負けしたことでマイナス収支になってしまうようなケースをいいます。

逆に、勝率が低くてもプラス収支になるのは「損小利大」といって、損失を小さく抑えつつしっかりと利益を上げられている結果です。

FXの最終的なゴールは「トータルでプラス収支にする」こと。それを実践するためには資金管理がきわめて重要であることを押さえておいてください。

②FXにはレバレッジの仕組みがある(つまりリスク管理が大切)だから

すでに述べたように、FXにはレバレッジがあるため、投資額と運用額がイコールではない場合が大半です。少ない資金で大きな金額を運用できるため、欲を出してレバレッジを高くしすぎると(資金量に見合わないサイズの取引をすると)、強制ロスカットのリスクを高めてしまいます。

例えば、口座に6万円の残高がある状態で米ドル/円の買いポジションを1万通貨分建てるとします。米ドル/円の為替相場が1ドル130円だとすると、取引するために最低限必要になる証拠金は5万2,000円。

これはつまり「6万円のうち、5万2,000円はロックされる状態」といえます。残りは8,000円分の余裕しかないので、もし為替相場が予想に反した値動きをした場合、耐える余力はその範囲内に限られます。

どこで強制ロスカットを執行するかはFX会社によって異なりますが、証拠金維持率100%で強制ロスカットされる場合、上のような取引では80銭ほど逆行して129円16銭あたりで証拠金の余裕がなくなり、ロスカット発動です。

たった80銭の逆行で強制的に取引終了になってしまうのは、口座残高に対してポジションの規模が大きすぎる、つまり資金管理が適切ではないからです。

強制ロスカットとは?
強制ロスカットとは、損失が口座残高の範囲を超えて拡大しないようにFX会社が発動する強制的な決済注文のことです。含み損が拡大しすぎると口座残高を超える損失が発生する恐れがあるため、強制ロスカットによってそれを未然に防ぐというわけです(必ず防げるわけではありません)
つまり「投資家を保護するための仕組み」とも言えますが、だからといって強制ロスカットが発動すると口座残高の大半を失ってしまうことになるため、投資家はロスカットにならないように資金を適切に管理する必要があります。
レバレッジとは?
レバレッジは「てこの原理」の「てこ」を意味します。少ない証拠金で大きな金額の運用ができることを、小さな力で重いものを動かせる「てこの原理」になぞらえて「レバレッジ」と表現しています。
国内のFX会社では最大25倍までのレバレッジを効かせることができます。本来であれば米ドル/円が1ドル130円の時に1万通貨を運用するには130万円が必要になりますが、仮にレバレッジ25倍でポジションを建てる場合だと、130万円の25分の1にあたる5万2,000円で取引することが可能です(ただし上で説明したとおり、このような取引はおすすめできません)

③一定以上の利益が出たら納税が必要であり、また損失の繰越控除もあるから

FXで年間20万円以上の利益を得ると、納税の義務が発生します。ただし他の所得とは別に課税されるため(申告分離課税)、税率は所得税と住民税を合わせて一律で20.315%です。

納税のためには確定申告が必要で、確定申告のためには年間のFXによる利益額を確定させる必要があります。逆に収支がマイナスの場合は3年を上限に損失を繰り越すことができるため、翌年に利益が出ても前年の損失分を控除することができるメリットがあります。

このメリットをいかすためにも、やはり年間のFX収支を確定する必要があります。つまりFXの資金管理には、FXの収支を把握する役割もあります。

FXの税金に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

>>>FXの税金はいくらから?確定申告は利益が20万円出てなくてもした方がいい?

FXで資金管理をしない場合に起こりうる具体的な失敗例

資金管理の重要性について解説してきましたが、「資金管理できないとどんな不利益があるの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。そこで次は、FXで適切な資金管理をしてないと何が起きるのかについて解説します。

ここでは3つの具体例を紹介しますが、いずれも一発退場につながる危険なものばかりなので、しっかりと理解しておいてください。

損切りができずに塩漬け

負け方のコントロールができていない失敗の代表例が「塩漬け」です。「塩漬け」とは、含み損を抱えたポジションを決済できずにいつまでも持ち続けることです。

含み損の時点では損失が確定していないので、「いつかは相場が反転して含み損が解消するだろう」と祈りにも近いような感覚でポジションを持っていると、どうなるでしょうか。

その祈りが通じて相場が反転すれば事なきを得ますが、さらに逆行が進むと含み損が拡大し、より損切りをためらうような金額になってしまいます。最悪の場合は成すすべもなく強制ロスカットになってしまうので、まさに「コツコツドカン」に直結します。

新規エントリーをする際は、口座の資金やポジションの規模に応じて「レートがどこまで逆行したら損切りをするか」を事前に設定してから取引に臨むことがとても重要です。

含み損が一定の金額に到達したら粛々と損切りをするのがFXの基本的なテクニックであり、FXの資金管理手法のひとつです。

適切な損切りラインはどうやって決めればよいかについては、後述します。

いわゆる「コツコツドカン」

すでに解説しているとおり、いわゆる「コツコツドカン」も資金管理ができていない典型的な失敗例です。いくら小さな利益を積み重ねても、1回の大負けで全部もしくはそれ以上の損失を出してしまうと、当然ながらトータルの収支でプラスになりません。

コツコツドカンは「コツコツ」の部分で勝ちを重ねているので勝率は高いのですが、1回の負けで大きな損失を出すため収支はマイナスになりやすく、勝率と収支は必ずしもイコールではないのです。

これについても、エントリー時に損切りのラインを適切に設定していれば、たとえ負けても損失を最小限に食い止めることができます。相場を見誤ったときは損害が軽微なうちに撤退することで、トータルでのプラス収支を目指しやすくなります。

熱くなってリベンジトレード

当たり前の話ですが、FXで負けると資金が減ります。それをすぐに取り返したいと思うあまりに取引量を増やしてレバレッジの高い取引をしてしまうのも、資金管理のできていないパターンです。

こういったトレードは俗に「リベンジトレード」などといい、さらに傷口を広げてしまう可能性が高いのでおすすめしません。

「次は取引量を倍にして取り返そう」などというのは、もはや投資ではなくギャンブルで熱くなってしまっている人のセリフです。負けたとしても損失額を最小限に食い止めて次の取引に備える冷静さは、FX投資家に必須の「器量」ともいえます。

FXの資金管理はどうやる?基本的・具体的なやり方を解説

資金管理ができていないばかりに起きてしまう3つの失敗パターンを読んで「これだけは避けたい」と感じたのではないでしょうか。これらの失敗パターンは、適切な資金管理によって回避することができます。

ここからは、FXの資金管理で知っておくべき知識や、具体的な方法について解説します。

  1. 計算ツールなどを使って取引するロット数やリスクを把握する
  2. 損切りライン(損失額)を決めてからエントリーする
  3. 予約注文機能を使う
  4. 少額から取引を始めて経験を積む

計算ツールなどを使って取引するロット数やリスクを把握する

ほとんどのFX会社は、資金管理のためのシミュレーションツールを提供しています。名称はさまざまですが、おおむね「レバレッジ」「証拠金」「ロスカット」などの文言が用いられています。

こうしたツールは口座を持っていなくても手軽に利用できるので、資金に対して投資しようとしているロット数にどれだけのリスクがあるのかを瞬時に計算できます。

先ほど米ドル/円の例で強制ロスカットになるレートの算出に用いたのは、みんなのFXが提供している「証拠金シミュレーション」

このツールで通貨ペアを選択し、ポジションを建てるレート、レバレッジの倍数、ロット数、売買の種類、資金額を入力すると必要な証拠金とロスカットラインを算出できます。

FXの資金管理のやり方

先ほどの数値を入れた計算結果では、米ドル/円が129円台になっただけで強制ロスカットになることが見て取れます。

同じ条件で資金を50万円にすると、結果は以下のようになります。

FXの資金管理方法

ロスカットラインが83円にまで下がりました。資金に見合った取引量にすることの大切さが分かります。

損切りライン(損失額)を決めてからエントリーする

先ほど紹介した失敗パターンのひとつ、塩漬けには際限なく損失が拡大してしまうリスクがあります。この塩漬けを防ぐために有効なのが、損切りです。

損切りはポジションを建ててから考えるものではなく、エントリーをする前に「相場が逆行したらこのレートで損切り」と、あらかじめ決めておくのが基本です。

これを粛々と実効できるかがFXのスキルと収支の向上に直結するので、攻めにあたる利益確定だけでなく守りにあたる損切りもしっかり意識するようにしましょう。

予約注文機能を使う

先ほど、エントリー時に損切りのレートも決めておくのが基本であると述べました。FXは注文方法が多彩なので、予約注文機能を利用することで手動で操作をしなくても自動的に損切りをすることができます。

すでにポジションを保有している場合には逆指値による損切り(ストップ)注文、もしくは利益確定と損切りの注文を同時に出しておきたい場合はOCO注文が有効です。

新規エントリー注文とポジション成立後の利益確定と損切りの両注文を出せるIFO注文を活用すれば、利益確定と損切りのことを意識しなくても自動的にトレードを終了させることができます。

予約注文機能を用いて取引を自動化することには、常時レートを監視していなくても済むというメリットもありますが、人間のメンタルに左右されず粛々と損切りができるという意味でもメリットがあります。

少額から取引を始めて経験を積む

ここまで資金管理のために必要なレバレッジ、強制ロスカット、さらに予約注文などの知識について解説してきましたが、実際にやってみないとなかなかマスターするのは難しいでしょう。

特にレバレッジとロット数の関係については実際にやってみて感覚的な部分を掴むのも大切なので、最初は少額から取引を始めてみて経験を積むことをおすすめします。

FXをやっていれば当然、失敗することもあります。しかし少額であればダメージも小さいので、まずはダメージを抑えつつ失敗も経験して資金管理の大切さを身につけましょう。

それをする前に大きなロット数で取引をすると一発退場になる可能性が大きくなるため、「少額から始めて失敗も経験する」というのは必要なステップであると心得てください。

おすすめの資金管理方法2つ

資金管理を実践したい方に向けて、ここではより具体的な資金管理方法を2つ紹介します。いずれもすぐに実践できるものなので、ぜひマスターしてください。

リスクリワードレシオを活用する

当記事で何度も言及しているのが、勝率とトータル収支の関係です。「コツコツドカン」は勝率こそ高いですがトータル収支がマイナスになる可能性が高く、これだとFXで利益を上げるという目的を達成できていません。

これを回避するために知っておきたいのが、リスクリワードレシオです。リスクリワードレシオとは、1回のFX取引でとるリスクに対してどれだけ利益を上げているのかを比率で計算し、数値化したものです。

リスクリワードレシオは、以下の計算式で求めることができます。

勝ちトレードの平均利益 ÷ 負けトレードの平均損失 = リスクリワードレシオ

勝ちと負け、それぞれのトレードの平均利益と平均損失が同じであれば、リスクリワードレシオは1となります。これは収益についても同じで、リスクリワードレシオが1の時の収支はプラスマイナスゼロです。リスクリワードレシオが1よりも大きければプラス収支、1を下回っていればマイナス収支です。

つまり、投資家は勝率よりもリスクリワードレシオを1よりも大きくすることを目指すべきです。それを実現するために、リスクリワードレシオを活用した資金管理法があります。

リスクリワードレシオを結果ではなく、エントリー前から戦略に反映することにより、「勝率は低くてもプラス収支」を達成できる可能性が高くなります。

例えばリスクリワードレシオを「勝ち2:負け1」に設定したとします。実際のFX取引において、利益確定ラインは30pips、損切りを15pipsと設定すると、「勝ちの場合は2倍、負けの場合は1倍」となります。

これによってリスクリワードレシオの「勝ち2:負け1」の比率が反映されます。この法則に従ってFX取引を行うと15pipsの逆行で損切りとなり、次の取引で30pipsの勝ちを狙いにいくことになり、トータルではプラス収支を目指すことができます。

「2%ルール」を活用する

上記のリスクリワードレシオを活用する場合であっても、損切りラインをあらかじめ決めておく必要があります。その必要性は分かっていても、「どこで損切をするべきなのか」という疑問が残ったままという方もおられると思います。

そこでシンプルな損切りルールのひとつとして、「2%ルール」を参考にしてみてはどうでしょうか。この2%というのは口座残高に対する2%のことで、保有しているポジションの含み損が口座残高に対して2%に到達したら損切りをする、というルールです。

それではひとつの例を想定して解説しましょう。口座残高が100万円、米ドル/円が130円の時に1万通貨の買いポジションを建てたとします。この場合、口座残高に対する2%は2万円です。130円で建てた1万通貨の買いポジションで含み損が2万円に到達するのは、米ドル/円が128円になった時です。

この想定条件で「2%ルール」を適用するのであれば、「128円で逆指値のストップ注文」を入れておくことになります。

資金管理がしやすいおすすめのFX会社3選

どのFX会社を利用する場合であっても資金管理の重要性は変わりませんが、ここではあえて資金管理をしやすい機能や仕組みが用意されているFX会社を2社ピックアップしました。

いずれもFX初心者が資金管理を身につける上で有益なので、1社ずつ特徴も交えて紹介します。

「資金管理がしやすいFX会社」以外の条件で口座を比較してみたいという方は、3000人の調査から分かったおすすめのFX会社の記事も参考にしてみましょう

レバレッジが選択できるGMO外貨

GMO外貨のバナー画像

大手ITグループであるGMOインターネットグループのFXサービス、GMO外貨にはレバレッジ設定機能があります。1倍コース、10倍コース、25倍コースの3つから最大レバレッジを選択が可能で、通常は25倍に設定されています。

これを設定変更によって10倍にすると、最大レバレッジが10倍までに抑えられるため、目一杯にあたる25倍のハイレバレッジ取引はできなくなります。知らない間にハイレバレッジになってしまうリスクを軽減できるので、自分で資金管理をする自信がない人には便利な機能といえます。。

その他にもGMO外貨には業界最狭水準のスプレッドや、FXから派生した投資商品であるバイナリーオプションの提供など、ユニークな特徴があるので、口座開設をしておいて損はないFX会社です。

GMO外貨のメリット:レバレッジコースを選択できる

  • レバレッジのコースを「1倍・10倍・25倍」の3つから選択可能
  • 低レバレッジのコースを選ぶことにより「ついハイレバレッジの取引をしていた」というケースを防ぐことができる

GMO外貨のデメリット:魅力の一つだったMT4のサービスが終了

  • 以前は世界的に有名なチャートツール「MT4」を利用できたが、2022年10月にサービス提供が終了してしまった
  • MT4を活用したチャート分析を重視している人にとっては、優位性がなくなってしまったかも

GMO外貨の良い評判・口コミ

【50代女性/FX歴1年以上〜3年未満】
少額から始められるので、安心して取引が行えることが良いです。

ポイント

  • ほとんどの通貨ペアを1,000通貨から取引できます。例えば、米ドル/円の場合、必要証拠金は大体4,000円です。


    ※算出式:(評価レート)×1,000通貨×4%
    ※1,000円未満を切り上げて、1,000円単位で設定。
    ※参考:GMO外貨公式ページ「外貨exのお取引ルール」より

【30代男性/FX歴5年以上】
レバレッジを3種類から自分で設定出来るので使い勝手がいいですし、ツールも非常に性能が良くて取引しやすいです。

ポイント

【40代男性/FX歴1年以上〜3年未満】
スマホでもパソコンと同じくらいの機能があり、画面が見やすいです。

ポイント

  • スマホ専用ツール「外貨ex」は分析機能・取引機能があり、使いやすいツールになっています。

GMO外貨の悪い評判・口コミ

【20代男性/FX歴1年以上〜3年未満】
スワップポイントがあまり高くないなと感じたので、その物足りなさが不満です。

GMO外貨の基本情報

GMO外貨の基本スペック
通貨ペア数 24通貨ペア
取引単位 1,000通貨
スプレッド(ドル/円) 0.2銭*
口座開設の最短日数 即日
サポート 平日・祝日 午前8:00~午後5:00(土日休み)
デモトレード
キャッシュバック金額 最大550,000円
スプレッドは原則固定、例外あり

少額から始められる松井証券(MATSUI FX)

松井FXなら100円から取引できる

多くのFX会社は1,000通貨もしくは1万通貨がポジションを保有する最小単位です。

初心者のうちは1,000通貨単位で少額取引をしてリスクを抑えつつFXの世界に慣れていくのがセオリー。これも損失発生時のダメージを軽減できる資金管理の一環ですが、松井証券(MATSUI FX)は、1通貨単位での取引が可能

さらに上記のGMO外貨のように最大レバレッジを1倍、5倍、10倍、25倍から選択可能です。こうした機能を駆使してリスクを抑えながらFXの知識を高めて技術を磨いてから、本格的なFX取引に進出するのが賢い上達法といえます。

松井証券のメリット:レバレッジを4つのコースから選べる

  • レバレッジを「1倍・5倍・10倍・25倍」の4つのコースから選ぶことができる
  • ハイレバレッジの取引にならない設定にすることができるので、資金管理に不安のある初心者にもおすすめ

松井証券のデメリット:デモトレードの機能に制限がある

  • 通貨ペアが選べなかったり、チャートが表示できなかったりとデモトレードの機能が制限されている

松井証券(MATSUI FX)についての良い評判・口コミ

【20代男性/FX歴1年以上~3年未満】
1通貨から取引出来るのが最大の魅力かと思います。他の証券会社が1000通貨や10000通貨の中、松井証券のFXは1通貨から取引出来るため、少額から始めることが出来ます。デモトレードではなく、リアルマネーで練習するにはもってこいの証券会社だと思います。

ポイント

  • 他のFX会社最低取引単位が1,000通貨10,000通貨が多い中で、松井証券(MATSUI FX)は最低取引単位が1通貨~と少額から取引することが可能です。

【30代男性/FX歴5年以上】
最低取引額が100円からなので非常にお手軽に取引が行えますし、リニューアルをされてからスプレッドも低くなったので、とても助かります。また、パソコン用はもちろんスマホのツールもチャートなど非常に見易いですし、直感的に操作ができ情報量も多くて大変使い勝手がいいです。

ポイント

  • FX会社の実質的な取引手数料であるスプレッドが、業界内でも狭い水準になっています。

松井証券(MATSUI FX)についての悪い評判・口コミ

【40代女性/FX歴5年以上】
電話での問い合わせが週末はやっていなくて平日のみになってしまうのが残念です。平日は忙しいので週末にまとめて電話で直接相談出来ると安心感が高まり取引できます。

ポイント

  • 電話での問い合わせが平日のみの対応となっているため、土日祝の問い合わせは注意が必要です。
参照:松井証券(MATSUI FX)お問い合せ

松井証券の基本情報

松井証券の基本スペック
通貨ペア数 20通貨ペア
取引単位 1通貨
スプレッド(ドル/円) 0.2~1.6銭*
口座開設の最短日数 即日
サポート 原則24時間
デモトレード △*
キャッシュバック金額 最大500,000円
スプレッドは原則固定、例外あり
*他社に比べて機能制限あり

FXの資金管理に関するQ&A

FXは資金管理をしないと勝てないのですか?

ある1回だけのFX取引で勝つ、もしくは数回だけ取引をして勝つということであれば、運がよければあり得るでしょう。しかし、FXを生活にとりいれて長期的な利益を目指していくのであれば、運だけで結果を残すことは不可能です。つまり、資金の大半を失って一発退場にならないようにするためには資金管理が必要です。

本当に、プロも多くの負けトレードをしているんですか?

FXで継続的に利益を出しているプロレベルのトレーダーであっても損切りは日常的に行っています。プロが行う損切りはひらめきやその場の勢いではなく、エントリー前に立てていた戦略に沿って行われるもので、損切りになったことも織り込んで資金管理をしているのが普通です。

戦略どおりに行った損切りは適切な資金管理の一環なので、それで一発退場になることはありません。むしろその失敗の経験を次のFX取引に活かすので、戦略の精度はどんどん高くなっていきます。

こうしたプロと呼ばれる上級者は資金管理をしっかりと行いながら投資技術を磨いているので、継続的に利益を出すことができるのです。

エンジニアやWeb制作などIT系の職種を経験した後にFXと出会う。初心者として少額取引を実践しながらファンダメンタルやテクニカル分析を学び、現在は自動売買を中心に運用中。FXだけでなく日米のETFや現物株、商品などの投資に進出し、長期的な視野に立った資産運用のノウハウを伝える記事制作に取り組む。初心者向けの資産運用アドバイスにも注力し、安心の老後を迎えるために必要なマネーリテラシー向上の必要性を発信中。

鹿内武蔵

FX雑誌『外国為替』編集長・株式会社tcl代表取締役

鹿内武蔵

2022年創刊のFX雑誌『外国為替』編集長。

FX編集者歴は長く、2008年より『FX攻略.com』元副編集長として、取材・編集・執筆に携わる。多くの勝ち組トレーダーや証券会社を取材してきた経験を活かし、FXが国民的投資になることを目標に、FX、投資ライターとして活動中。

株式会社tcl代表として各種メディアで執筆しているほか、自身もトレーダーとしてFXの運用も行っている。好きなテクニカル分析はボリンジャーバンド。

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記事の編集責任者

齋藤直人

FINANCIAL JOURNAL編集長

齋藤直人

編集者歴20年以上。主に紙媒体で編集経験を積み、趣味系雑誌4誌の編集長を歴任。

雑誌の特集記事だけでなく、企業とのタイアップ企画、地域活性化事業への参画など、コンテンツ制作力を活かして幅広いフィールドで活躍。国会議員、企業の重役、スポーツ選手、芸能人などジャンルを問わず幅広いインタビュー経験を持つ。

FXトレーダー歴も5年以上あり、好きなトレードスタイルはスイングトレード。これまでの最大勝ち幅は1500pips

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