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SBI FXトレード(SBI FX TRADE)の評判・口コミは?スプレッドなどの特徴やアプリも徹底解説!
更新日時:
「SBI FXトレードの口コミはどうだろう…少額で取引ができるって本当?」
SBI FXトレードは、業界最小の1通貨単位から取引できるという大きな特徴があり、少ない資金で取引が可能です。
この記事ではSBI FXトレードについて、実際に使用しているユーザーの評判・口コミからメリット・デメリットを徹底解説しています。
この記事に書いてあること
目次
SBI FXトレードの基本情報まとめ
取引開始に必要な資金 | |
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おすすめ 初期資金 |
(取引可能な最低資金ではなく、編集部の推奨する額です) |
口座開設日数 | |
スプレッド | ユーロ/円0.30銭〜 ポンド/円0.69銭~ |
スワップポイント | メキシコペソ/円13円 南アランド/円10円 |
*スワップポイントは2022年1月18日の値
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会社名 SBI FXトレード株式会社 登録番号 関東財務局長(金商)第2635号 所在地 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー 代表者 代表取締役社長 藤田 行生 資本金 9億6,000万円(資本準備金を含む)(2022年2月22日現在) 参照:公式サイト/会社概要
※SBI FXトレードは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されているFX会社です。
SBI FXトレードの特徴を紹介

SBI FXトレードは「1通貨単位」からトレードができる、とても珍しいFX会社です。その代わりにデモトレードはありませんが、5円程度から実資金のトレードを体験できるので、「FXを体験してみたい」「少額から始めたい」という人のニーズもしっかり満たしています。
ドルコスト平均法を活かした「積立FX」も、裁量トレードと外貨預金の良いところ取りをしたようなユニークなサービスで、SBI FXトレードを利用するメリットの1つです。
一方、業界最狭水準のスプレッドを提示しているものの、取引量が大きくなるにつれてスプレッドが拡大していくので、大口での取引を考えている人は注意が必要です。
SBI FXトレード以外の会社を検討、もしくは比較したい方は、おすすめFX会社を比較している記事をご覧ください。
こんな人にSBI FXトレードはおすすめ
少額で取引がしたい |
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![]() SBI FXトレードでは、最小1通貨単位からトレードが出来ます。これが最大の特徴かもしれません。100円ちょっとの資金でレバレッジ1倍の取引が可能になるので、ロスカットのリスクを限りなく低くすることができます 少々極端な例ですが、もし必要最低限の資金で米ドル/円を取引するなら、最小資金は5円程度です(この場合はレバレッジ25倍になるのでロスカットのリスクがかなり高くなります)。ほとんどデモトレードのような感覚で実トレードができるのは、SBI FXトレードのとてもユニークな点と言えるでしょう。 国内の口座で1通貨取引が可能なのは、他にはOANDA Japan、MATSUI FXのみです。 |
低コストで外貨積み立てがしたい |
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![]() 引用:公式サイト/積立FX 積立FXでは、指定したタイミングで、指定したポジションを保有していきます。米ドル/円、豪ドル/円、ユーロ/円などを積み立てれば、FXならではの超低コストを生かした外貨積み立てが可能になります。 |
仮想通貨の証拠金取引がしたい |
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![]() 引用:公式サイト/暗号資産CFD 暗号資産CFDでは、ビットコインやイーサリアム、リップルを、FXと同じようにレバレッジ取引できます。最大レバレッジは2倍ですが、仮想通貨はボラティリティがFXと比較にならないほど大きいため、これでも十分なリスクを取ることができます。 またFX同様の証拠金取引であることから、買いだけでなく売りからトレードに入れます。暴落局面を狙うときには役に立ちます。 |
SBI FXトレードの評判・口コミは?
SBI FXトレードの口座を開設済で実際に運用歴のある方へアンケートを実施しました*。満足している・とても満足している人の割合が88%と、全体的な満足度は高いようです。

*クラウドワークスで実施。満足度を「とても満足している」、「満足している」、「普通」、「不満である」、「とても不満である」の5段階で調査。
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調査
日時2022年2月16日~2月21日 調査
方法クラウドワークス 調査
対象・18歳以上
・SBI FXトレードで直近1年以内にFX取引をした人有効
件数25件
SBI FXトレードについての良い評判・口コミ
SBI FXトレードについての良い評判を紹介します。
【40代男性/FX歴3年以上~5年未満】
私が頻繁に取引している米ドル円のスプレッドが安いので魅力を感じています
ポイント
- 他のFX会社が米ドル/円で0.2~0.4銭ほどのスプレッドを提供している中で、SBI FXトレードは0.09銭~と業界最狭水準を誇っています。
【40代男性/FX歴5年以上】
1通貨から取引をすることができるのでデモトレードを使わずにリアルチャートで色々検証することができる点に魅力を感じています。
ポイント
- 業界最小「1通貨」から取引可能なので、米ドル/円の場合約5円程度から取引ができます。
SBI FXトレードについての悪い評判・口コミ
続いて、SBI FXトレードの悪い評判を紹介します。
【40代男性/FX歴1年以上~3年未満】
大口での取引だとスプレッドが広くなってしまうところは残念です。
ポイント
- 米ドル/円のスプレッドは、1000通貨以上の取引で広くなります。しかし100万通貨までの取引では0.19銭での提示率が95%以上であり、(2022年1月分)他社とほとんど差のないスプレッドを提示しています。
【30代男性/FX歴5年以上】
自動売買が行えないので、そういう意味では若干使い勝手が良くないです。
ポイント
- SBI FXトレードには自動売買がありませんが、同社が提供している積立FXでは定期的に外貨を購入するサービスがあります。
SBI FXトレードのメリット6つを解説
SBI FXトレードのメリットを6つの項目に整理してご紹介します。業界の中でも珍しいサービスの多いFX会社なので、メリットも独自性たっぷりです。
- 最小1通貨単位からの少額取引が可能
- スプレッド(=実質的な手数料)は業界最狭水準
- 各種手数料が無料
- スワップポイントも高水準
- 積立FXで外貨積立ができる
- 業界初の即時信託保全と高い自己資本規制比率
- 通貨別/時間別売買比率などの有益情報がわかる
最小1通貨単位からの少額取引が可能
繰り返しになりますが、SBI FXトレードが持つ最大の特徴は、「1通貨から取引可能」であることです。一方、上限についても個性的で1回の注文あたりの注文量上限は1000万通貨と非常に大きく設定されています。
1円の値動きがあったときの損益は? |
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FXは「どのくらいの量で取引しているか」によって損益が異なります。当然ながら、少量であれば損益も少なく、大量であれば損益も比例して大きくなります。為替相場で1円の値動きがあったとき、損益は以下のようになります。
SBI FXトレードであれば、上記すべてのパターンで取引が可能。「1,155通貨」や「12,500通貨」という具合に、細かく刻むことも可能です。 |
日本国内のFX会社でここまで売買単位が多彩なFX会社は他にないので、少額からFXを始めたい人、トレード戦略によってポジションの量を細かく調整したい人にとって、SBI FXトレードは有力な選択肢になるでしょう。
一方で、1通貨で取引を行う場合、値動きによる損失を抑えられるものの、得られる利益も少額になる点は留意しておきましょう。
投資家によっては毎月一定額を使ってポジションを積み増していくといった投資スタイルをとっている人もいます。これを「ドルコスト平均法」と言い、積み立てていくことによるリスク分散が可能になるのですが、その場合にも1通貨単位でのポジション構築が可能なので、長期的な戦略に基づいたFX投資にも使いやすいメリットがあります。
スプレッド(=実質的な手数料)は業界最狭水準

「1通貨」と並んで、スプレッドもSBI FXトレードの注目ポイントです。米ドル円の1,000通貨未満のトレードに関していえば、スプレッドは0.09銭〜という設定。これは2021年11月時点において、FX業界では最狭レベルといってもいいでしょう。
多くのFX会社では、米ドル円のスプレッドは「0.2銭~0.3銭」ほどなので、0.1銭を切るというのはかなり踏み込んだ設定です。
ただし、このスプレッドが適用されるのは1,000通貨以下なので注意が必要です(詳しくは後ほど解説します)。
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※原則固定・例外あり
各種手数料が無料

SBI FXトレードでは、取引手数料をはじめロスカット手数料や出金手数料など各種手数料が無料となっており、スプレッドが取引における実質的な手数料となります。
先述の通り、SBI FXトレードのスプレッドは業界最狭水準を誇っているため、コストを抑えた取引が可能です。
スワップポイントも高水準

SBI FXトレードはスワップポイントも比較的高水準。公式サイトには2021年の1年間の受け取り金額が明記されており、米ドル円2,878円、南アフリカランド円2,517円という実績です。
積立FXで外貨積立ができる

引用:公式サイト/積立FX
SBI FXトレードには、「積立FX」というユニークなサービスがあります。短期売買で利益を上げるのではなく、これは、ドルコスト平均法によって、レート変動のリスクを平均化しながら外貨で資産形成をしていくためのサービスです。
先ほど1通貨単位でポジションを構築できるので積立投資向きであると述べましたが、それを自動化したサービスとイメージすると分かりやすいでしょう。
投資家が決めるのは購入する通貨と1か月あたりの購入額、購入頻度、そしてレバレッジです。FXは日々レートが変動しているので、「月に1回」だけでなく「週に1回」「毎日」といったように毎月の投資額を細かく分けて購入するようにすると、より高いリスク分散効果が得られます。
業界初の即時信託保全と高い自己資本規制比率
金融庁の認可を受けているFX会社は、外部の金融機関に信託保全をすることで、顧客からの預かり金を保護することが義務付けられています。
SBI FXトレードは三井住友銀行とFXクリアリング信託株式会社の2社を信託保全先としています。規模、信用度ともに確保されていると言って良いでしょう。
さらにSBI FXトレードでは信託保全の安全性をさらに高めるために、即時信託保全という業界初のスキームを導入しています。従来の信託保全は顧客から預かった資金をFX会社が信託保全先に信託するという流れですが、これだと信託保全が確定するまでに数日程度を要するため、可能性は極めて低いですがこの数日間にFX会社が倒産するリスクがあります。
この空白を解消するために、SBI FXトレードは顧客からの資金が直接信託保全先に入金され、即時信託保全されるスキームを採用しました。これにより一切の空白がなく、安全性がさらに高くなっています。

引用:公式サイト/即時信託保全
信託保全はFX会社が倒産した時に意味を成すものですが、それ以前にFX会社が倒産しないことも重要です。倒産リスクを知る物差しとして自己資本規制比率がありますが、SBI FXトレードは1,264.1%(2021年12月末)と、業界でも屈指の高さを誇ります。
通貨別/時間別売買比率などの有益情報がわかる
他の投資家がどんな注文を出していて、現在どんなポジションを保有しているのかという動向を知っておくことはとても有益です。SBI FXトレードはこうした情報発信に力を入れており、新規売買比率を通貨別、時間帯別に見ることができます。

参考:公式サイト
さらにこの他にも、通貨別に「成立値段帯別注文件数」が随時公開されています。これは「約定した注文のうちどのレートで注文を出していたか」が分かるので、他の投資家がどのレートを狙って買いもしくは売りの注文を出していたのかが分かります。
しかも成立した注文のみなので、なかなか約定しないような離れたレートでの注文は自動的に除外され、より現実味のある注文から他の投資家の動向を知ることができます。

もうひとつ、「時間帯別注文件数」も見逃せないデータです。これはどの時間帯にどの程度の注文が出ているのかを通貨ペア別に見ることができるもので、他の投資家がどの時間帯を狙っているのか、さらに言うと「どの時間帯に相場が動くと思っているのか」をうかがい知ることができます。
直感的に思っていることと実際のデータで見るのとでは、相場分析の精度が大きく変わるので、SBI FXトレードを利用する際にはぜひともウォッチしておきたいデータです。
SBI FXトレードのデメリット4つを解説
次に、SBI FXトレードのデメリットを4つ見てみましょう。いずれも特定のFX投資スタイルをとっている人にはデメリットとなりますが、総じて言えるのはデメリットが少ないことです。
スプレッドは業界最狭水準だが、取引量に応じて拡大

SBI FXトレードのスプレッドは、業界でも最狭水準といえるものです。しかしそれは1,000通貨未満について当てはまるもので、取引量が大きくなるにつれてスプレッドが拡大します。
すでに触れているとおり、ドル円の「1~1,000通貨」のスプレッドは最大でも0.09。0.1銭が業界の最狭水準なので、さらに有利なスプレッドといえますが、「1,001~100万通貨」になるとスプレッドは拡大し、0.1~7.8となります。提示されるスプレッドにかなり開きがあるので、流動性によってはスプレッドが大きく変動することも考えられます。
このように取引量に応じてスプレッドが拡大するのは、FXの特性上やむを得ない部分があります。FXは相対取引なので、売買注文を成立させるには反対の注文が必要です。取引量が大きくなるにつれてその注文と同規模の反対注文が少なくなるため、それを約定させるにはスプレッドを拡大する必要があるのです。
このため、SBI FXトレードのスプレッドは業界最狭水準であることは間違いないのですが、それは1,000通貨未満の取引のみに言えることだと補足しておく必要があります。
コールセンターの対応は24時間ではない

引用:公式サイト/お問い合わせ
FX会社の中には、24時間電話サポートを実施しているところもありますが、SBI FXトレードのコールセンターが対応しているのは月曜日から金曜日の9時から17時までです。
もちろんAIチャットやFAQなど、疑問を解決するサービスは電話以外にもありますが、FXを始めたばかりで分からないことが多いユーザーにとっては「いつでも聞ける」という環境がないことには不安があるかもしれません。
しかもFXはロンドン時間が始まる日本時間の17時前後から取引が活発になり、相場が動きやすいので、その時間帯以降にトレードをする投資家は多いでしょう。いよいよこれからという時間帯に電話サポートが終了してしまうのは不便といえます。
スキャルピングは公認されていない
わずかな利幅を狙った超短期売買のことを、スキャルピングといいます。小刻みに上下変動をする為替相場との親和性が高いトレード手法なので、FX投資家の中にはスキャルピングで取引している人は多くいます。
しかし、残念ながらSBI FXトレードではスキャルピングは公認されていません。SBI FXトレードで口座開設をする際に同意する必要がある契約締結前交付書面には、以下のように記載されています。
参考:外国為替証拠金取引に係るご注意 |
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“(17)注文発注時のご注意事項 以下の注文を検知した場合、一時的に取引条件の変更、又は制限を加えさせていただい ております。 b)短時間に、頻繁に行われる注文及び取引であって、他のお客様又は当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼすと認められる注文。” |
以上の内容がスキャルピングを指しているとは断言できないものの、実質的にはスキャルピングが該当していると考えることもできます。
この規定に違反してスキャルピングをしていると口座を凍結される恐れもあり、実際にそのような事例もあるようです。一度口座が凍結されると新規のトレードはできなくなるので、スキャルピングをしたいと考えている人は注意してください。
自動売買やデモトレードがない
SBI FXトレードはサービス形態がシンプルなので、デモトレードや自動売買といった派生的なサービスは提供されていません。FXを始めたばかりの人はいきなりお金を動かすよりもデモトレードを使ってFXの仕組みや注文方法、さらには実際にトレードをして慣れていくべきだと言われていますが、SBI FXトレードではそのためのデモトレードがありません。
また、近年では裁量トレードではなく自動売買を利用するためにFX口座を開設する人も多くなっていますが、SBI FXトレードでは自動売買のサービスを行っていないので、あくまでも裁量トレードをする人向けです。
ただデモトレードに関しては、SBI FXトレードは最小売買単位が1通貨と極めて小さく、実質的にデモと変わらないほどの少額でFXの世界を体験することができます。その意味では、あまり気にする必要のないデメリットといえるでしょう。
SBI FXトレードのツールを解説
SBI FXトレードで利用できる取引ツールについて、PC専用ツールとスマホ専用ツールそれぞれを使ってみた感想を交えつつご紹介します。
PC専用ツール
多機能搭載のチャートならRich Client NEXT

SBI FXトレードのPC専用ツールのうち、最も多機能なリッチクライアント版は「Rich Client NEXT」です。元からあった取引ツールを2019年9月に大幅リニューアルしたものが現在のバージョンです。

この取引ツールはWindows向けに提供されていることもあって、「右クリック」が使えます。Windowsユーザーにとって右クリックはあらゆる操作の起点になっているので、この操作性はWindowsを使い慣れている人ほど良さが分かるはずです。
ダウンロード不要・タブレット端末にも対応しているWEB NEXT

もう1つの取引ツールである「WEB NEXT」は、特別なソフトをダウンロード、インストールする必要がないブラウザ版です。
リッチクライアント版に対してブラウザ版は簡略版という印象が強いのですが、この「WEB NEXT」はまるで別ソフトが起動しているかのような画面構成や操作性、滑らかな画面遷移が魅力です。

また、タブレット端末にも対応しており、端末に合わせて使いやすいレイアウトに自動的に変換されます。
特にノートPCなど画面の小さいPCでFX取引をする方にとっては表示できる情報が少なくなってしまうのがネックですが、「WEB NEXT」は必要十分な情報がうまく整理されているので、画面の小ささを不利に感じないのも魅力です。
1タップで発注可能なスマホ専用アプリスマホ専用アプリ

SBI FXトレードのスマホアプリは2019年10月に全面変更され、使い勝手がさらに向上。チャート画面でトレンドラインを描画し保存することが可能となったり、デザイン的な見やすさが向上されるなどの進化を遂げています。

新アプリは短期トレードがしやすい2WAY注文の使いやすさをとことん追求しています。チャートと2WAY注文ボタンを見やすく配置し、建玉状況も同じ画面で分かるようにしているので、こまめに取引をしたい短期トレードに適しています。フォントにこだわり、見やすく目に優しい配色・画面表示になっている点も旧アプリと比較して改善されている点です。

他社と比べて特徴的なのは、画面分割が1・2・4と3タイプから選べること(2分割に対応しているアプリはあまりありません)。しかも、縦・横どちらの表示にも対応しています。
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縦画面での2分割、4分割の様子
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-1.png)
横画面でも同様に2分割、4分割が可能
スマホメインのトレーダーは、チャートを見て分析する際に「画面の向き」にこだわる人も多いでしょう。そんな細かいニーズにも対応しているのが特徴です。ラインを引くときのマグネット機能、拡大機能がないのがネックですが、そこにこだわりがなければ使い勝手のいいアプリといえます。
SBI FXトレードの口座開設方法
SBI FXトレードでFXを始めるための口座開設について解説します。申込時に必要な書類や、口座開設における注意点などについても補足します。
口座開設申込〜取引開始までの流れ
①口座開設申込フォームに必要事項を入力
SBI FXトレードの口座開設申込フォームに、必要事項を入力します。入力する項目は、以下の通りです。
- 性別、氏名、フリガナ、生年月日
- 居住地国、郵便番号、住所
- 電話番号、メールアドレス
- 職業、勤務先名、勤務先郵便番号、勤務先住所、勤務先電話番号
- 年収、自己資産
- 投資目的、申込経緯、投資経験
- 本人確認用の秘密の質問
②マイナンバー記載の書類と本人確認書類を提出
マイナンバーを確認できる書類と本人確認書類を提出して、本人からの申し込みであることを証明します。送付の方法は画像によるアップロード、メール送信、郵送の方法から選ぶことができます。
③口座開設完了、入金して取引開始
審査にクリアしたら口座開設完了の通知がメールで届きます。さらに本人確認も兼ねて郵送にて口座開設完了の通知と、ログインに必要な情報が届きます。これらの情報が揃ったら、取引可能な状態になります。
ちなみに、入金・出金のために使用する銀行口座が提携金融機関(7行)のいずれかであれば、「クイック入金」が利用できます。クイック入金は手数料無料で、入金手続きをすると即座にFX口座に反映されるので便利。もし以下の金融機関に口座を持っていないのなら、この機会に開設するのもいいでしょう。
SBI FXトレードの提携金融機関 |
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住信SBIネット銀行・楽天銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行・みずほ銀行・PayPay銀行 |
口座開設に必要な書類は?
SBI FXトレードの口座開設申込には以下の3通りの組み合わせのうち、いずれかの書類を揃える必要があります。
- マイナンバーカード(写真入り)+本人確認書類1点
- マイナンバーが記載された住民票+本人確認書類1点
- マイナンバー通知カード+本人確認書類2点
ここでいう本人確認書類とは、運転免許証や健康保険証、住民基本台帳カード、印鑑登録証明書などのことを指します。
口座開設の注意点
SBI FXトレードで口座開設をするのにあたって、注意しておくべき3点を解説します。
SBIFXトレードとSBI証券のFX取引サービスは別
「SBI」と名の付くFX取引サービスは、実は1つではありません。この記事でご紹介している「SBI FXトレード」と、SBI証券のFX取引サービスがあります。両社は同じSBIグループではありますが、それぞれサービス内容や条件が異なります。
SBI証券の方は最小取引単位が1,000通貨で、1,000通貨で取引できる通貨ペアも限られています。口座開設の際にはどちらに申し込みをしようとしているのかしっかりと確認してください。
未成年者の口座開設について
未成年者がSBI FXトレードの口座を開設するためには、一般の人と必要書類が異なります。「マイナンバー確認書類1点+本人確認書類2点」に加えて、以下3点の書類が必要になります。
- 法定代理人であることを証する書面
- 法定代理人の本人確認書類
- 未成年者の取引に関する同意書
なお、ここでいう未成年者とは18歳以上20歳未満の人を指します。18歳未満の人は同じ未成年者であっても口座開設はできません。また、未成年者の口座開設では画像による確認書類のアップロードは不可で、郵送に送付する必要があります。
ポイント
- 日本国内のFX会社で、未成年でも口座が開けるのは、このSBI FXトレード以外だとトレイダーズ証券(みんなのFX、LIGHT FX)、外為どっとコムなど、一部のFX会社のみとなります。
法人アカウントの口座開設について
法人としてSBI FXトレードに口座開設をする場合には、個人口座と必要書類が異なります。また、未成年者と同様にすべての書類をアップロードではなく郵送する必要があります。法人アカウントの口座開設に必要なのは、以下の書類すべてです。
- 登記事項証明書原本
- 代表者の本人確認書類
- 実質的支配者に関する申告書
- (代表者と担当者が異なる場合)委任状
- (代表者と担当者が異なる場合)担当者の本人確認書類
現在開催中の口座開設キャンペーン
SBI FXトレードでは現在、新規口座開設+取引で最大50,000円のキャッシュバックを実施しています。

SBI FXトレードとSBI証券のFX取引サービスの違いは?
ネット証券の大手である株式会社SBI証券とSBI FXトレード株式会社は、同じSBIグループの主要企業ではありますが、SBI証券が提供するFXサービスとSBIFX トレードでは提供しているサービスが異なります。
各サービスの違いについては以下を参照してください。
※スプレッドは原則固定、例外あり
注意!
- SBI証券の口座を保有していても、SBIFXトレードで取引する際は新規で口座を開設する必要があります。
SBI FXトレードを他の大手FX会社と比較
ツールやユーザーサポートが充実しているDMM FX

取引ツールの使いやすさに定評のあるDMM FX。業界トップクラスのFX口座数を誇り、「大手FX会社の安心感」を求める初心者にもおすすめです。
また、SBI FXトレードにはない24時間の電話サポートや業界初のLINEでのサポートもあり、初心者向けのサポートが充実しています。
1つの口座でいろいろな銘柄を扱うならGMOクリック証券

GMOクリック証券は2021年のFX取引高が世界一*1で、実績と信頼のある最大手のFX会社です。米ドル円のスプレッドは現在0.2銭 ※原則固定*2で、SBIFXトレードほどではないものの、業界最狭水準のスプレッドを安定的に提示しているFX会社の1つです。
また、GMOクリック証券は同じ口座で幅広い金融商品の管理が可能です。シングルサインオン(1つのアカウントで全部にログインできること)は、GMOクリック証券が強くこだわっている部分です。
*1* ファイナンス・マグネイト社調べ(2021年1月~2021年12月)
※2スプレッドは原則固定(例外あり)
1通貨取引と積立FXならSBI FXトレード

できる限り少額の資金で、リアルマネーのトレードを体験したいのならSBI FXトレードが最有力の選択肢になるでしょう。
取引の最小ロットはDMM FX、GMOクリック証券ともに1万通貨なので、1通貨のSBI FXトレードと比較すると、大きな資金が必要になります。
また、小ロット取引ができるからこそ、コンスタントにポジションを保有していく積立投資も、少額からトライできます。
よくある質問
SBI FXトレードはどんなトレーダーにおすすめですか?
SBI FXトレードは以下のような方におすすめです。
- 少ない資金で取引を始めたい
- 低コストで外貨積み立てがしたい
SBI FXトレードは1通貨からの取引が可能です。
例えば、資金を最小限に抑えるなら、米ドル/円の場合5円程度から取引できます。
(ただし、レバレッジが25倍になるのでロスカットのリスクがかなり高くなります。)
SBI FXトレードは、積立FXのサービスを提供しており、FXならではの超低コストを活かした外貨積み立てが可能になります。
口座開設に必要な書類は何ですか?
口座開設の際に必要な書類は以下の3点です。
- マイナンバーカード(写真入り)+本人確認書類1点
- マイナンバーが記載された住民票+本人確認書類1点
- マイナンバー通知カード+本人確認書類2点
ここでいう本人確認書類とは、運転免許証や健康保険証、住民基本台帳カード、印鑑登録証明書などのことを指します。
※公式サイトなどで「スキャルピングOK」と明示している会社のみを「〇」としています。明言していない、もしくは「短時間・高頻度の取引によってカバー取引に影響を与えるような行為の禁止」をしている場合は、ここでは「×」としています
※スプレッドは原則固定、例外あり
※スワップポイントは1万通貨単位で取引した場合/2021年12月17日に付与された数値(GMOクリック証券のメキシコペソ/円、南アランド/円のみ10万通貨単位で取引した場合)
SBIFXトレードについてのまとめ
この記事では、SBIFXトレードの特徴や評判・口コミ、メリット・デメリットなどについて解説しました。SBIFXトレードの魅力をまとめてご紹介します。
大手の安心感と徹底的にコストを抑えられるサービスを提供しているSBIFXトレードは、少額で投資を始めたい方におすすめです。
※SBI FXトレードは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されているFX会社です。