メキシコペソのスワップポイントを比較!他の高金利通貨との違いやおすすめのFX会社も紹介
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メキシコペソでスワップポイント運用を検討しているけど、「どの会社にすればいいか分かならい」「メキシコペソと他の高金利通貨ペアとの違いが分からない」という人が多いでしょう。
高金利通貨としてはトルコリラや南アフリカランドなども有名ですが、どれを選べばいいのかわからない人にはメキシコペソがおすすめ。メキシコペソは金利が高く、少ない資本でも始めることができ、スワップ運用をするのに向いてる通貨です。
*1:2023年11月1日のGMOクリック証券の付与額(10万通貨あたり)をもとに、1日分×365で試算。為替差損益は考慮していません*2:失業率や人口、地政学リスクなどを総合的に見て、3通貨の中で相対的に評価した場合
高金利通貨を相対的に見た場合、メキシコペソがもっとも初心者向きと言えるからです。
この記事では、メキシコペソのスワップポイントをFX会社10社比較!スワップポイントの違いや年間でどの程度、利益が見込めるのかを解説します。
また、メキシコペソの特徴や運用のポイントについても紹介するのでぜひ参考にしてください。
この記事に書いてあること
- メキシコペソは他の高金利通貨と比べて運用益も高水準かつ通貨の将来性も高くスワップ運用におすすめ
- メキシコペソのスワップポイントで取引する場合FX会社選びで年間約30,000円の利益の差が出る
- スワップポイントで利益を出したいなら長期運用が基本
メキシコペソ運用でおすすめのFX口座10社比較
FX会社 | メキシコペソ/円 1日の付与額 |
メキシコペソ/円 1年間の利益 |
特徴 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
公式サイト |
◎ 300円 |
◎ 109,500円 |
新サービス「LIGHTペア」のスワップは業界最高水準 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 270円 |
○ 98,550円 |
高金利通貨ペアのスワップポイントが高水準 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 260円 |
○ 94,900円 |
スワップポイントも高い業界最大手 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 260円 |
○ 94,900円 |
最短1時間で口座開設が可能 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 260円 |
○ 94,900円 |
高金利通貨のスワップポイントが高い | 公式サイト |
公式サイト |
○ 251円 |
○ 91,965円 |
高いスワップポイントと狭いスプレッドを両立している | 公式サイト |
公式サイト |
○ 240円 |
○ 87,600円 |
情報力が魅力のFX会社 | 公式サイト |
公式サイト |
△ 230円 |
△ 83,950円 |
少額からFXを始められる | 公式サイト |
公式サイト |
△ 230円 |
△ 83,950円 |
業界最小の1通貨から取引が可能 | 公式サイト |
公式サイト |
△ 200円 |
△ 73,000円 |
その他の投資も検討している人におすすめ | 公式サイト |
*トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円は10万通貨あたり、米ドル/円は1万通貨あたりのスワップポイントを記載(2023年6月の1日分の付与額・年間の試算は1日の付与額×365日で計算)
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目次
メキシコペソのスワップポイントをFX会社10社で比較!
スワップポイント狙いの運用をする際は、「付与されるスワップポイントが高めのFX会社」を選ぶのがおすすめです。そこで、各社のスワップポイントの付与実績を調査し比較しました。
メキシコペソのスワップポイント比較ランキング10社一覧
メキシコペソのスワップポイントが高いおすすめ会社を10社比較しました。また、実質的な取引手数料となるスプレッドも比較しています。メキシコペソでのスワップポイント運用を考えている人はこの中から選んでみてはいかがでしょうか。
メキシコペソのスワップポイント10社比較
FX会社 | 1日の付与額 | 1年間の利益 | スプレッド | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト |
◎ 300円 |
◎ 109,500円 |
0.3銭 | 新サービス「LIGHTペア」のスワップは業界最高水準 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 270円 |
○ 98,550円 |
0.2銭(原則固定) | 高金利通貨ペアのスワップポイントが高水準 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 260円 |
○ 94,900円 |
0.2銭 | スワップポイントも高い業界最大手 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 260円 |
○ 94,900円 |
0.2銭 | 最短1時間で口座開設が可能 | 公式サイト |
公式サイト |
○ 260円 |
○ 94,900円 |
0.2銭 | 高金利通貨のスワップポイントが高い | 公式サイト |
公式サイト |
○ 251円 |
○ 91,965円 |
0.3銭 | 高いスワップポイントと狭いスプレッドを両立している | 公式サイト |
公式サイト |
○ 240円 |
○ 87,600円 |
0.2銭 | 情報力が魅力のFX会社 | 公式サイト |
公式サイト |
△ 230円 |
△ 83,950円 |
0.18銭〜 | 少額からFXを始められる | 公式サイト |
公式サイト |
△ 230円 |
△ 83,950円 |
0.3銭 | 業界最小の1通貨から取引が可能 | 公式サイト |
公式サイト |
△ 200円 |
△ 73,000円 |
0.2銭 | その他の投資も検討している人におすすめ | 公式サイト |
*トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円は10万通貨あたり、米ドル/円は1万通貨あたりのスワップポイントを記載(2023年6月の1日分の付与額・年間の試算は1日の付与額×365日で計算)
*スプレッドは原則固定(例外あり)
最新の付与額を比較したところ、LIGHT FXなどのスワップポイントが高いことがわかります。
スワップポイントの年間で得られる利益を比較!FX会社ごとに得られる利益は異なる
続いて、実際に1年運用した時にいくらスワップポイントを受け取ることが出来るのか、各社の付与実績をベース(2023年11月時点)に算出しました。
メキシコペソでのスワップ運用では「1年間でいくらの利益が得られるのか」を把握しましょう。
メキシコペソ/円長期チャートの推移と今後の見通し
続いて、メキシコペソ/円の推移と今後の見通しについて解説します。メキシコペソ/円の価格変動にはどのような傾向があるかを確認し取引に役立てていきましょう。
長期チャートの推移から目標価格をチェック
こちらは、メキシコペソ/円の2006年10月から2021年7月までの価格推移を表した月足チャートです。
この間の最高値は2007年6月につけた11.5円で、最安値は2020年4月につけた4.2円です。変動幅は7円程度で、他の高金利通貨と比べれば値動きは穏やかといえます。
とはいえ、2008年にはリーマンショックによる大暴落、2014年後半から2016年後半にかけては原油価格の急落を受けて長期的に下降トレンドが続くなど、過去には大きく値を下げる局面も何度かありました。
2016年11月には米大統領選にてトランプ氏が当選。4.8円の安値をつけて以降、5円台前半から6円台半ばまでのレンジで安定的に推移し、2020年に入って新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうと、その影響を受けて下落し、同年4月に4.2円という最安値をつけました。
ただ、その後は原油価格が再び安定してきたことや米国経済の復調により上昇基調を見せており、5円台を回復。2021年7月時点で、メキシコペソ/円は5円台後半で推移しています。世の中の状況にもよりますが、目先は、5円台を中心としたレンジでの推移が続きそうです。
メキシコペソの特徴
ここからは、メキシコペソの特徴について解説します。メキシコという国の基本情報や情勢からメキシコペソへの理解を深め、スワップポイント運用に役立てましょう。
メキシコの基本情報
国名 | メキシコ合衆国 |
---|---|
格付け | ムーディーズ:Baa1 スタンダード&プアーズ:BBB フィッチ:BBB- |
政策金利 | 11%(2023年4月時点) |
インフレ率 | 5.54%(2023年10月集計時点)* |
メキシコは北アメリカ南部に位置し、ブラジル、アルゼンチンと共に中南米を代表する新興国の1つです。
メキシコは1982年に債務危機、1994年に通貨危機と、これまでに二度の大きな経済危機を経験していますが、その苦い経験を乗り越え、近年は堅調な米国経済を背景に経済成長を続けています。巨大市場の米国やブラジルと陸続きでつながるメキシコは、その地理的優位性を生かした工業製品(自動車や電子製品など)の輸出が盛ん。中南米ではブラジルに次ぐ経済規模を誇ります。
政策金利の推移
政策金利に関しては、2018年12月から2019年7月までは8.25%という高水準でしたが、2019年8月より利下げを開始。
それ以降、徐々に政策金利は引き下げられ、2021年2月には4.00%まで低下していましたが、6月には2年半ぶりに4.25%へ引き上げられました。
さらに、2021年6月から2023年3月までは15会合連続で政策金利が引き上げられました。2023年10月時点での政策金利は11.25%となっています。
国の格付け
メキシコの格付けは新興国にしては高く、日本よりやや悪いレベル。格付けとは、国家の安定性や信用度を図る際に用いられる指標のことで、世界的大手の格付け機関であるムーディーズ、スタンダード&プアーズ、フィッチの3社はいずれも「投資適格」としています。
メキシコペソのスワップ運用のポイント7つ
続いて、高金利通貨の中でも人気の高いメキシコペソを取引する上で押さえておきたいポイントを解説していきます。
- 高金利通貨なのでスワップ狙いに最適
- 米国と関係性が深い政治や経済を理解
- 長くポジションを持ち、強制ロスカットは絶対に回避
- レバレッジは1倍(=レバレッジなし)が基本
- 数年単位で運用するのが基本
- 価格が安いので10万通貨単位で考えることが多い
- 分割エントリーも有効
- スワップポイントは頻繁に変更されるので定期的にチェック
それぞれについて解説をしていきます。そもそものスワップポイントの仕組みやどのようにして利益を得ていくのか知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
高金利通貨なのでスワップ狙いに最適
メキシコペソはトルコリラ、南アフリカランドと並ぶ高金利通貨として有名で、スワップポイントを狙った運用に人気があります。
メキシコの政策金利は2023年4月時点11%となっており、マイナス金利の日本とは大きな金利差があります。そのため、日本円との通貨ペアであるメキシコペソ/円の買いポジションを保有すると、日々スワップポイントを受け取ることができます。※売りポジションを保有した場合は逆にスワップポイントの支払いが発生します
メキシコペソでFX取引を行う場合は、このスワップ狙いがメイン戦略となることが多いでしょう。
アメリカの政治や経済の影響を受けやすい
メキシコは隣接している米国と経済面や政治面で密接な関係を持っており、メキシコペソ相場は米国の影響を受けやすい特徴があります。
特に経済的な結びつきは強く、メキシコの輸出の約8割は米国向け。メキシコ経済は米国に依存しているといっても過言ではありません。つまりメキシコにとって米国は切っても切れない存在であり、メキシコペソを取引する上では両国の関係性を意識することがとても重要です。
基本的には、関係が良好であればメキシコペソの下支え材料になり、反対に関係が悪化した場合はメキシコペソにとってマイナス材料となります。
長くポジションを持ち、強制ロスカットは絶対に回避
スワップポイントはポジションを保有している日数分、コツコツ加算される仕組みで、当然ながらポジション保有期間が長ければ長いほど累計額が増えていきます。
そのため、スワップ狙いのFX取引は長期運用が基本です。
例えば、メキシコペソ/円で1万通貨の買いポジションを保有した場合、1日あたり約5円のスワップポイントが得られるとします。1日あたりに受け取れる額は少ないですが、このポジションを1年間持ち続ければ約1,825円の収益です。これが30万通貨の取引であれば、約54,750円になります。
1万メキシコペソ | 30万メキシコペソ | |
---|---|---|
1日 | 5円 | 150円 |
2日 | 10円 | 300円 |
3日 | 15円 | 450円 |
1年間 | 1,825円 | 54,750円 |
このように、1日あたりでは少ないスワップポイントも、ちりも積もれば山となります。長くポジションを持ち続ければ侮れない金額になるのです。
ただし、長期運用には為替変動リスクが伴います。いくらスワップポイントで利益が出ても、相場が不利な方向に動いてしまえば為替差益による損失が発生します。
長期運用では相場が大きく動く可能性があるので、強制ロスカット(損失の拡大を防ぐためFX会社がポジションを強制的に決済すること)にならないように注意しなければなりません。
スワップ狙いでは、長い目で見て相場から退場しないことが最も大事です。
レバレッジは1倍(=レバレッジなし)が基本。かけても2倍まで
強制ロスカットを回避するには、低レバレッジを心がける必要があります。
レバレッジとは
レバレッジとは、FX会社に預け入れた証拠金の最大25倍の額面で取引できる仕組みのこと。
レバレッジを利用すれば大きな利益を追求することができますが、その反面、強制ロスカットの基準になる証拠金維持率が低下。いたずらにレバレッジを上げると強制ロスカットのリスクが高まります。
スワップ狙いの運用では、レバレッジ1倍(=レバレッジなし)が基本で、かけても2倍までに抑えることが大切です。
例えば、2020年3月のコロナ相場において、ドル/円は過去最安値よりはるかに上で下げ止まりましたが、メキシコペソ/円や南アフリカランド/円はあっさり最安値を更新しています。
つまり「過去最安値までは耐えられる」というレバレッジ設定でも不十分。過去最安値を更新しても余裕で耐えられる状態にする必要があるわけです。
<メキシコペソ円月足チャート>
<南アフリカランド円月足チャート>
このようなショック相場がいつ訪れてもいいように、レバレッジをかける際はいくらの損失まで耐えられるかを事前に確認し、リスクをコントロールする必要があります。
ちなみに、みんなのFXのように運用レバレッジ(実効レバレッジ)が何倍かを簡単に算出できる便利なツールを提供しているFX会社もありますので、積極的に活用しましょう。
数年単位で運用するのが基本
スワップ狙いは長期運用が基本とお伝えしましたが、具体的には数年単位で運用するのが望ましいといえるでしょう。スワップポイントの基準になっている政策金利の表記は年利なので、年利数%を低レバレッジで取るイメージです。
前述の通りメキシコの政策金利は11%(2023年4月時点)なので、メキシコペソ/円であればだいたい年利4%程度の利益を狙う運用になります。
下のグラフは、みんなのFXが提供しているスワップシミュレーションでスワップの合計金額を求めたものです。
メキシコペソ/円が5.4円のときに2万通貨の買いポジションを持ち、1日あたり5円のスワップポイントを得られると仮定した場合の1年の利回りは3.6%と、4%に近い水準であることが分かります。
スワップ狙いの運用は数年単位でポジションを保有し、安全にコツコツと利益を積み上げていく投資方法です。為替差益のように短期的な利益を考えるものではないことを理解しておきましょう。
分割エントリーも有効
スワップ狙いの長期運用では、ポジションを保有するタイミングによっては為替差損が大きくなってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「分割エントリー」です。
一度に大きな数量で取引するのではなく、相場が円高のときは多めに、円安のときは少なめに買うことで、購入価格を平準化することができます。
このように定期的に一定額を機械的に購入する投資方法を「ドルコスト平均法」と呼びます。
<ドルコスト平均法のイメージ>
ドルコスト平均法は価格の変動を平均化できるので、短期的な価格変動によるリスクを抑えられるメリットがあります。
例えば、メキシコペソ/円が上昇トレンドと判断し「押し目買いで再上昇を狙いつつスワップポイントを受け取りたい」などと考えた場合にドルコスト平均法が有効です。
仮にメキシコペソ/円が下落してしまっても、ドルコスト平均法で分割エントリーしていれば平均的な購入単価を安くすることができ、その後、思惑通り上昇トレンドに復帰したところでスワップポイントと為替差益の両方を受け取ることができます。
スワップポイントは頻繁に変更されるので定期的にチェック
スワップポイントの金額は政策金利差が基準ですが、FX会社がある程度自由に決められるため、各社の営業方針の違いにより大きな差があります。
そしてその方針が変われば金額も大きく変わることがあるため、運用開始時だけでなく、定期的にチェックしましょう。
あまりにも受け取りスワップが減っていたら、口座を乗り換えるなど方針転換の検討も必要です。
メキシコペソのスワップ運用におすすめのFX会社3選
受取スワップを軸に、その他の機能やサービスなどを考慮して、スワップ運用に有利な機能や特性を備えた口座を3社厳選してみました。
LIGHT FX:LIGHTペアのスワップは業界最高水準
◎ メリット | × デメリット |
---|---|
・スワップポイントの事前引き出しができる ・3つの高金利通貨ペアの取扱があり、スワップポイントが高水準 |
・LIGHT FXがサービスを提供しているのは、FXの裁量トレードのみ |
LIGHT FXも、スワップポイントの事前引き出しができるFX会社の1つです。メキシコペソ/円、トルコリラ/円、南アランド/円といった高金利通貨ペアの取扱があるため、蓄積されたスワップポイントで買い増しすることで、決済せずとも複利運用が可能になります。
こんな人におすすめ
- ポジションを決済せずにスワップポイントを使いたい人
- 高金利通貨ペアのスワップが高い会社を選びたい人
LIGHT FXの基本情報
LIGHT FXの基本スペック | |
---|---|
スワップポイント | メキシコペソ/円 (買い30 売り:-30) 米ドル/円 (買い:240 売り:-240) トルコリラ/円 (買い:30 売り:-30) 南アフリカランド/円 (買い:30 売り:-30) |
通貨ペア数 | 44通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド (ドル/円) |
0.2銭* |
口座開設の 最短日数 |
翌営業日 |
サポート | 平日10:00~17:00 |
デモトレード | × |
キャッシュ バック金額 |
最大403,000円 |
※スワップポイントは7月の1日分の付与額。
GMO外貨:高金利通貨ペアのスワップポイントが高水準
◎ メリット | × デメリット |
---|---|
・高金利通貨ペアのスワップポイントが高水準 ・毎営業日にスワップポイントの受取りが可能 |
・受け取れるニュース先が1つのみのため、情報収集には向いていない |
GMO外貨は高金利通貨ペアで高水準のスワップポイントを提供している会社です。人気の高いメキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円などの高金利通貨は、他社FX業者と比べても高水準となります。
原則、毎営業日にスワップポイントの受取りが可能なため、スワップ益での再投資をおこなうことも可能です。
こんな人におすすめ
- スワップポイントが安定して高いFX会社を選びたい人
- スワップ益を毎日受取り、再投資で利益をあげたい人
GMO外貨の基本情報
GMO外貨の基本スペック | |
---|---|
スワップポイント | メキシコペソ/円 (買い:27 売り:-47) 米ドル/円 (買い:199 売り:-209) トルコリラ/円 (買い:15 売り:-45) 南アフリカランド/円 (買い:18 売り:-38) |
通貨ペア数 | 24通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド (ドル/円) |
0.2銭* |
口座開設の 最短日数 |
即日 |
サポート | 平日・祝日 午前8:00~午後5:00(土日休み) |
デモトレード | ◯ |
キャッシュ バック金額 |
新規口座開設&お取引で最大55万円キャッシュバック |
※スワップポイントは7月の1日分の付与額。
GMOクリック証券:全体的にスワップが高水準
◎ メリット | × デメリット |
---|---|
・高金利通貨はもちろん、ドル円などメジャーな通貨ペアのスワップも高水準 ・スワップポイントの事前引き出しが可能 |
・強制ロスカットされると手数料が発生する |
GMOクリック証券は、口座数78万以上を誇る業界大手。最小取引単位は1,000通貨で少額取引にも対応、パソコン・スマホともに取引ツールがハイスペック、コールセンターも月曜日8:00~金曜日17:00の長時間で稼働しているなど、大手ならではの総合力の高さが魅力です。
スワップポイントも比較的高水準で、ポジションを決済せずスワップポイントだけを受け取ることも可能です。
こんな人におすすめ
- ユーザー数の多い大手を選びたい人
- ポジションを決済せずにスワップポイントを使いたい人
GMOクリック証券の基本情報
GMOクリック証券の基本スペック | |
---|---|
スワップポイント | メキシコペソ/円 (買い26 売り:-26) 米ドル/円 (買い:198 売り:-201) トルコリラ/円 (買い:13 売り:-30) 南アフリカランド/円 (買い:18 売り:-18) |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
口座開設の最短日数 | 即日 |
サポート | 月曜日8:00~金曜日17:00 |
デモトレード | ◯ |
キャッシュバック金額 | 最大554,000円 |
※スワップポイントは7月の1日分の付与額。
メキシコペソのスワップポイント運用に関するよくある質問
スワップポイント狙いの運用をしたい人によくある疑問をまとめました。メキシコペソでの長期運用を考えている人は参考にしてみてください。
メキシコペソのスワップポイントだけで生活することは可能ですか?
結論から言うと、ほとんどの人にとって「スワップポイントだけで生活する」というのは現実的ではありません。
スワップポイントの受け取り額は保有ポジション量に比例するので、受け取り額を増やすためにはそれなりに多いポジション量を持つ必要があります。
たとえばメキシコペソの受け取りスワップは、会社によっても異なりますが1万通貨あたり1日17円ほど(2022年12月時点)。仮に、スワップポイントによって1日1万円(月収30万円)の利益を得ようと思ったら、約590万通貨を保有しなくてはなりません。
2022年12月時点の為替相場では1メキシコペソ=約7円なので、590万通貨を保有するためには4130万円が必要です(レバレッジ1倍の場合)。
このような条件を考えると、「スワップポイントだけで生活する」のはかなりハードルが高いことがわかるのではないでしょうか。
メキシコペソでスワップポイント運用する際の注意点は?
記事内でも解説していますが、それなりに魅力を感じる利益を得るためには長期的な運用をする必要があるので、どんなに相場が下落しても耐えられるようにレバレッジを低く抑えることが大切。基本的には1倍で考えていた方がいいでしょう。
メキシコペソのスワップポイント運用はリスクなく利益を出せますか?
もしも含み損がある状態で決済をすれば、場合によってはスワップ益を為替差損が帳消しにしてしまう(あるいは差し引きでマイナスになってしまう)可能性もあります。
スワップポイントは毎日コツコツと利益を積み重ねられる可能性が高いですが、保有しているポジションは当然ながら為替相場の影響を受けます。もしポジションを保有した後に値下がりが続いたら、含み損も拡大していきます。
スワップポイント狙いの運用はリスクが少ないようなイメージもありますが、決して「必ず利益が出る」ものではないことは知っておきましょう。
他の高金利通貨ペアのトルコリラや南アフリカランドとメキシコペソの違いは何ですか?
スワップポイントの付与額をはじめ、各国の情勢などが違います。スワップポイント運用に関する違いは下記の画像の通りです。
運用益の目安をメリット、通貨の将来性をリスクとすると、メキシコペソでのスワップ運用はおすすめ度が高くなっています。
*1:2023年11月1日のGMOクリック証券の付与額(10万通貨あたり)をもとに、1日分×365で試算。為替差損益は考慮していません*2:失業率や人口、地政学リスクなどを総合的に見て、3通貨の中で相対的に評価した場合
記事の編集責任者
FINANCIAL JOURNAL編集長
齋藤直人
編集者歴20年以上。主に紙媒体で編集経験を積み、趣味系雑誌4誌の編集長を歴任。
雑誌の特集記事だけでなく、企業とのタイアップ企画、地域活性化事業への参画など、コンテンツ制作力を活かして幅広いフィールドで活躍。国会議員、企業の重役、スポーツ選手、芸能人などジャンルを問わず幅広いインタビュー経験を持つ。
FXトレーダー歴も5年以上あり、好きなトレードスタイルはスイングトレード。これまでの最大勝ち幅は1500pips
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