【2023年最新】大学生でもFXは口座開設可能?学生におすすめのFX口座5選
更新日時:

近年、大学生でもFXに興味を持つ人が増えていますが、一方で「アルバイトくらいしか収入がなくてもFX口座を開設できるの?」といった不安を感じている人も多いことでしょう。
結論から言えば、大学生でもFX口座は開設できます。
ただし、年齢が20歳未満の場合、親の同意書が必要な場合があるため注意が必要です。
この記事では、大学生が口座開設の申し込みをする際の注意点や、FXを始めるならぜひ知っておくべきことについて解説します。
【18歳以上から口座開設可能なおすすめFX会社】
会社名 | 口座開設できる 最低年齢 高校生可/不可 |
親の同意書 (20歳未満の 場合) |
最小通貨単位 | 口座開設 |
---|---|---|---|---|
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18歳(可) | 不要 | 1 | 公式サイト |
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18歳(可) | 不要 | 1,000 | 公式サイト |
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18歳(可) | 不要 | 1,000 | 公式サイト |
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18歳(不可) | 必要 | 1,000 | 公式サイト |
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18歳(可) | 不要 | 10,000 | 公式サイト |
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目次
学生におすすめのFX会社5選
SBI FXトレード
FX業界で「1通貨」から取引できる会社はごくわずかで、SBI FXトレードはその貴重な1社。できる限り少額から始めたい人におすすめです。
SBI FXトレードにはデモトレードがありませんが、1通貨の取引なら、円相場が1円幅の値動きをしても損益額は「1円」です。このレベルなら、ほとんどデモトレード感覚と言ってもいいでしょう。
スプレッド(実質的な取引コスト)が安く設定されているのも魅力です。
SBI FXトレードの基本スペック | |
---|---|
通貨ペア数 | 34通貨ペア |
取引単位 | 1通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.18銭〜* |
口座開設の最短日数 | 即日 |
サポート | 平日9:00~17:00 |
デモトレード | × |
キャッシュバックキャンペーン | 最大800,000円 |
GMO外貨
GMO外貨の最小取引単位は1,000通貨なので、2~3万円の資金があればさほどハイレバレッジにならない状態で取引できます。
またGMO外貨は、最大レバレッジを1倍・10倍・25倍から選択することができるので「知らず知らずのうちにハイレバレッジの取引をしていた」という失敗を避けることもできます。
初心者に始めやすく、またベテランになっても使い続けることができるFX口座といえるでしょう。
GMO外貨の基本スペック | |
---|---|
通貨ペア数 | 24通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
口座開設の最短日数 | 即日 |
サポート | 平日・祝日 午前8:00~午後5:00(土日休み) |
デモトレード | ◯ |
キャッシュバックキャンペーン | 最大550,000円 |
外為どっとコム
外為どっとコムはFX業界では老舗の存在で、特に「情報コンテンツが充実したFX会社」として支持されています。
オンラインセミナーや「マネ育チャンネル」という情報サイトなど、初心者向けの勉強コンテンツも豊富。最小取引単位も1,000通貨なので、少額取引も可能です
外為どっとコムの基本スペック | |
---|---|
通貨ペア数 | 30通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭* |
口座開設の最短日数 | 即日 |
サポート | 平日24時間 |
デモトレード | ◯ |
キャッシュバックキャンペーン | 最大1,002,000円 |
みんなのFX
みんなのFXはスワップポイントが高水準なため、スワップポイント狙いの取引に向いています。
またみんなのFXは自動売買やバイナリーオプションも提供しているため裁量トレード*1以外にも興味がある人にもおすすめです。
みんなのFXの基本スペック | |
---|---|
通貨ペア数 | 34通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭*2 |
口座開設の最短日数 | 即日(最短1営業日) |
サポート | 平日10:00~17:00 |
デモトレード | ◯ |
キャッシュバックキャンペーン | 最大410,000円 |
DMM FX
DMM FXは業界で最も多い口座開設数を誇る人気証券会社です。
パソコン、スマホともに機能性が高い取引ツールを提供していることはもちろん、業界最狭水準のスプレッドや24時間の電話サポートなど、隙のないサービスを提供しており信用性の高い証券会社といえるでしょう。
DMM FXの基本スペック | |
---|---|
通貨ペア数 | 21通貨ペア |
取引単位 | 1万通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭*1 |
口座開設の最短日数 | 即日(最短1時間)*2 |
サポート | 平日24時間 |
デモトレード | ◯ |
キャッシュバックキャンペーン | 最大304,000円 |
大学生でもFXの口座開設は可能

そもそも、現在FXをやっている大学生は数多くいるのですから「大学生でも口座開設は可能」というのは事実です。
では、実際にそれが難しいのかどうか、どんな手順が必要なのかについて解説していきましょう。
FX口座を開設できる人の条件
FX会社各社は「口座開設できる人の条件」を設定しており、最低年齢や「日本国内に居住していること」「金融機関の職員ではないこと」「反社会勢力ではないこと」等の条件を明示しています。
しかし「学生は不可」といったルールを明示しているところは基本的にありません。
つまり、口座開設できる最低年齢を満たしていれば、学生であれ社会人であれ口座開設できる可能性があるわけです。
では申し込みをした人すべてが口座開設できるかというと、決してそうとも言えず、まれに「審査落ち」のケースもあります。次の見出しでより詳しく解説しましょう。
親権者、保護者の同意は必要?
学生でも社会人でも、20歳以上であれば保護者や法定代理人の同意は必要ありません。ただし18歳以上20歳未満の場合、FX会社によって親の同意書が必要になる場合があるので、該当する人は申し込みする会社の公式サイトをチェックしておきましょう。
審査に落ちるケースはわずかにある
口座開設の申し込みをすると、FX会社による審査が行われます。
「審査」というと厳しく調べられるイメージがあるかもしれませんが、そこまで厳しいものではないといっていいでしょう。編集部が確認している事例でみれば、普通の大学生でも審査を通過する場合が多いといえます。
もちろん、まれに審査落ちになることもあるのですが、それは学生でも社会人でも起こりうることです。FX会社は審査基準を公開しておらず、落ちた理由を教えてくれるわけでもないので、もしもこうなってしまったら「別で申し込みをする」のがおすすめです。
FX会社の審査基準は全社で共有されているものではないので、「A社では落ちたけれどB社では問題なく開設できた」といったケースも多々あります。
申し込み時に大学生が注意すべきポイントは?
「万が一、審査に落ちてしまってもそれほど問題ではない」というのは理解できたと思いますが、誰しも審査落ちの経験をするのは避けたいことでしょう。では、審査を通過するためにはどんなところに注意すればいいのでしょうか。
繰り返しになりますが、FX会社は審査基準を公開していません。つまり申し込みをした側はコントロールできない部分も多いので、注意できることといえば「内容に不備がないか」です。
名前や年齢、住所などに虚偽の情報を入力しないというのは当然ですが、収入や資産、投資経歴なども正直に記載することが大切です。
「収入や資産が少ないと審査で不利かな」「投資経験がなかったら審査で不利かな」などと考えて、見栄を張って嘘の情報を記入するのはやめましょう。もしかしたら、それが審査落ちの原因になってしまうかもしれません。
誰にだって「初めてFXに挑戦する場面」があり、FX会社各社も初心者を獲得することに苦心しています。そう考えると、投資経験の少なさが不利になることは考えにくいでしょう。見栄を張るようなことはせず、申し込み情報は正直に記載するようにしましょう。
FX口座開設の基礎知識|具体的にどんな手順が必要?
FXの口座開設は、多くのFX会社でほぼ共通しています。
会社によって多少の違いはあるかもしれませんが、具体的には以下のような流れになります。一見、手間がかかるように見えるかもしれませんが、現在は多くの会社で「最短即日」の口座開設が可能です。

- 公式サイトで個人情報等を入力する
- 必要書類をアップロードし、本人確認が行われる
- FX会社による審査が行われる
- 審査に通ると、ID・パスワードが送られてくる
- 口座に入金して取引開始
②のところで「必要書類のアップロード」という手順がありますが、この必要書類というのは、具体的には「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の2つです。
本人確認書類*
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 各種年金手帳
- その他、官公庁から発行・発給された本人確認書類
*顔写真付きのものなら1点、写真がないものは2点必要になることが多い
マイナンバー確認書類
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- マイナンバー通知カード
- 個人番号付きの住民票の写し
マイナンバーカードがあれば1枚で2つを兼ねることができるので、この際に作っておくのもいいでしょう。
また上記の書類をアップロードした後の「本人確認」については、現在多くの会社が「スマホでの本人確認」に対応しています。
従来は郵送書類のやり取りが必要だったため口座開設に数日を要していましたが、スマホによる本人確認が普及した結果、最短即日の会社が多くなりました。
大学生であればほとんどの人がスマホを持っているでしょうから、特に理由がないのならスマホによる本人確認を行うとスピーディに口座開設ができます。
口座開設の具体的な手順に関しては、以下の記事でも詳しく解説しているのでご覧ください。
FXの口座開設は簡単?審査時に必要な書類と初心者が知るべき注意点学生証は本人確認書類になる?
本人確認書類として「学生証は使える?」と思う人もいるかもしれませんが、残念ながら学生証は該当しません。マイナンバーカードなど上記に紹介したものを用意しましょう。
大学生がFXを始めるなら、資金はいくら必要?

ごく普通に考えて、「FX資金が数百万円ある」といった大学生はごくまれでしょう。「数万円程度ならどうにか…」とか、「できればもっと少額から始めたい」といった人が多いのではないでしょうか。
具体的にいくらくらいの資金を用意したらいいのか解説します。
最小取引単位が1,000通貨の会社なら、2~3万円が目安
FX会社はそれぞれ「最低いくらから取引できるか」のラインを設定しています。現在は多くの会社が少額トレードに対応しており、主流は「1,000通貨」となっています。
1,000通貨というのは、米ドルでいえば1,000ドル。日本円に換算すれば13万6,000円ほどになります(2023年4月時の円相場)。
「13万円以上?自分にとっては全然少額じゃないよ」と思うかもしれませんが、FXには
「レバレッジ」という仕組みがあるので、それよりもずっと少ない資金でも取引が可能です。
日本では、取引するための最低資金は25分の1までと決められているので、2022年7月の円相場で考えると13万6,000円÷25、つまり5,440円の資金があれば取引が可能ということになります。
ただしこれは、あくまでも「限界ギリギリの最低資金」。実際にこれだけで取引をすると相場の逆行に耐えることができずすぐにロスカット(強制的に決済)されてしまうので、現実的にはこの4~5倍の資金を最低ラインと考えておいた方がいいでしょう。
というわけで、最小取引単位が1,000通貨の会社で口座開設をするなら、最低資金の目安は2~3万円くらいとなります。これなら、アルバイト代から捻出することも可能なラインではないでしょうか。
最小取引単位が「1通貨」の会社なら、100円程度の資金でも取引可能
すでに解説している通り、現在の最小取引単位の主流は1,000通貨ですが、中には1,000通貨以下での取引ができるFX会社もあります。
例えばSBI FXトレードは、業界最小の「1通貨」からの取引が可能。これは米ドルでいえば1ドルなので、150円の資金があれば(2022年10月時点)、レバレッジなしの取引ができます。参考までにレバレッジを最大に効かせた状態の最低資金を紹介すると、約6円です。
「自分にとっては1,000通貨でも大きすぎる。もっと少額から始めたい」という人は、最小取引単位が1,000通貨以下の会社を選びましょう。
大学生がFXを始める際に注意したいポイント

ここまでのコンテンツで「大学生でも問題なくFXはできる」というのが理解できたはずです。
しかし「FXを始める」と「FXで利益を出す」は、イコールではありません。
大学生がFXを始めるにあたり注意すべき点を、しっかり押さえておきましょう。
- 本やwebサイトなどでFXの基本的な仕組みを理解する
- デモトレードでFXの取引を身につける
- ハイレバレッジ・強制ロスカットに要注意
- 余剰資金で、長期的な視野で挑戦する
- 無登録の海外FX業者は避ける
本やwebサイトなどでFXの基本的な仕組みを理解する
FXの仕組みをよくわからないまま取引を始めるのは、単なるギャンブルになってしまいます。まぐれ当たりをすることはあっても、継続的に利益を出すのはほぼ不可能でしょう。
そこで、まずは本やwebサイトなどで「FXとは」をしっかり理解しましょう。書店ではさまざまな基礎知識本が売られていますし、FX会社の公式サイトにも解説コンテンツがあります。
多くの大学生は、社会人よりも自由な時間が取りやすいはずです。FXをギャンブルにしないためにも、ここは着実にステップアップしていきましょう。
デモトレードでFXの取引を身につける
FX会社の多くは、自社のサービスを気軽に体験できるように「デモトレード」を提供しています。
デモトレードとは「実際の取引ツールとほぼ同じ環境で、仮想の資金を使ってトレードできる」というもので、簡単に言ってしまえば「リアルなFXゲーム」ともいえます。
FXを始めるなら、まずはこのデモトレードでFXの基本的な取引の仕組みを身につけましょう。デモトレードで使用する資金はあくまで仮想のものなので、勝っても負けても現実の損益にはなりません。リスクなく取引の練習ができます。
ただし「どうせゲームだろう」と雑な取引ばかりしていると、リアルトレードの練習になりません。実際の資金を使っていることを想像しながら、真面目に練習するのがポイントです。
デモトレードの詳細は、こちらのデモトレードを比較している記事をご覧ください。
ハイレバレッジ・強制ロスカットに要注意
最小取引単位のところでも少し触れていますが、FXには「レバレッジ」という仕組みがあるため、少ない資金でも取引をすることが可能です。
しかし必要証拠金ギリギリ(ハイレバレッジ)の状態だと、予想に反して相場が逆行したときに、すぐに強制ロスカットになってしまいます(つまり負けトレードとして損失が確定する)
上でも解説しているとおり、初心者は必要証拠金の4~5倍くらいの資金を想定しておいた方がいいでしょう。
余剰資金で、長期的な視野で挑戦する
FXを含むすべての投資にいえることですが、投資は利益を出せる保証はなく、損失になることもあります。場合によっては資金をすべて失う可能性もあります。
アルバイトのように働けば必ず給与をもらえるわけではないので、もしも確実な収入を必要としているのであれば、FXはおすすめできません。
また、安定して利益を出せるようになるためには、たくさんの経験・勉強が必要です。始めてすぐに利益を出せるようになるケースはごくまれで、一般的には年単位で上達していくことを想定しておいた方がいいでしょう。
そしてもっとも注意しておきたいのは、「いずれ支払う必要があるお金」を、投資資金にしないこと。家賃や食費などの生活費、学費など、支払う予定がある資金を投資に使ってしまうのは絶対にNGです。「余剰資金でやる」というのは、あらゆる投資の大前提であると肝に銘じておきましょう。
無登録の海外FX業者は避ける
FX会社選びをしていると、海外業者の広告を目にすることがあるかもしれません。海外業者は、日本の法律で定められているレバレッジ(最大25倍)よりも高いレバレッジで取引できることを売り文句にしていることが多いですが、結論としてこれらの海外業者は避けた方がいいでしょう。
日本の居住者を対象に金融商品を取り扱う場合、金融庁の登録が必要です。登録をしていない業者は違法であり、金融庁の監督下にもありません。「口座から出金できなくなった」「問い合わせても回答がない」といったトラブルが起きても、泣き寝入りすることになってしまいます。
また当然ながら、FXで利益を出せるかどうかは「相場を予想できるか」にかかっています。高いレバレッジで相場が有利に動くようなことは決してなく、わざわざリスクを冒して海外業者を選ぶメリットはありません。
当サイトで紹介しているFX会社はすべて金融庁に登録されている企業ですが、無登録の海外業者(レバレッジ25倍以上の会社はすべて無登録)を選ばないように注意しましょう。
この記事のまとめ
- 大学生でもFX口座は開設できる
- 申し込み時に見栄を張る必要はなく、正直に記入すればOK
- 万が一、審査に落ちた場合は他社で申し込みをしてみる
- 少額で始めたいのなら、最小取引単位が1,000通貨以下の会社を選ぶ
- 投資はアルバイトとは違うことに注意
記事の編集責任者

FINANCIAL JOURNAL編集長
齋藤直人
編集者歴20年以上。主に紙媒体で編集経験を積み、趣味系雑誌4誌の編集長を歴任。
雑誌の特集記事だけでなく、企業とのタイアップ企画、地域活性化事業への参画など、コンテンツ制作力を活かして幅広いフィールドで活躍。国会議員、企業の重役、スポーツ選手、芸能人などジャンルを問わず幅広いインタビュー経験を持つ。
FXトレーダー歴も5年以上あり、好きなトレードスタイルはスイングトレード。これまでの最大勝ち幅は1500pips
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